すでに遠い昔のような気がしますが、3月中旬頃。
マスクを買わねば
小学生の息子は学校も塾も休みに入っておりました。学校はそのまま春休みに突入でしたが、塾は3月下旬から再開予定。
私は自営で、 すでに家族で引きこもり生活に入っていましたのでマスクはほとんど使わないで済んでいましたが、塾が始まったら毎日息子がマスクを使わねばなりません。
我が家のマスクは40枚入りの最後の一箱(東日本大震災時に非常用に買っておいたもの)に手をつけたところでした。
それまでは
「まだ、あと一箱あるし。どうせ買えないし。」
とのんびりしていましたが、最後の一箱に手をつけると妻が急に焦りだしました。
「そろそろなんとかしないと。」
それもそうだ。
ちょうどマスクの転売規制がかかり、価格が普段よりは相当高いものの落ち着きだしたころでした。
ネットで検索すると50枚で3000円ちょっとくらいの価格です。納期は早いところで4月初旬くらい。
ギリギリ間に合うだろうと思って購入したら翌日ショップから
「在庫が確保できなかったのでキャンセルさせていただきます。」
このままではやばい。妻の血圧が上がってしまう。
あせった私はとにかく注文しまくる作戦に出ました。
アマゾンから1箱、楽天で2箱。更に少し心配になって少し遅れてアメリカのショップから2箱。多少のお金は気にしていられません。余ったら非常用にすればいいし。
「どれかは間に合うだろう」
と少し安心しました。
4月10日くらいにはなんとかどれかは手に入りそうです。
納期的に一番早そうなのは後から注文したアメリカからのものでした。
アメリカからマスクを買うのが適当かはよくわかりませんでしたが、
「アメリカ人はマスク使わないみたいだし余っているかも。」
と思い、仕事でよくアメリカの業者から商品を輸入しており、馴染みがあったので調べてみたら日本と価格は同じくらいなので、とりあえずリスクヘッジとして買っておきました。値段は日本国内と同じくらいですね。
さて、アメリカから買ったマスクは購入代金は日本と同じくらいではあるものの、国内のみ発送で直送はしてくれません。
アメリカの転送会社
ただ、私は仕事で使うのでアメリカの転送会社と契約をしています。アメリカで購入した商品はフロリダにあるこの倉庫会社の私のスイートという私書箱に送ってもらいます。
送料は基本的に重量や大きさによりますが、たくさんまとめて送るほうがかなり割安になります。そのため、急ぎでない場合には無料で保管してくれる1ヶ月間は倉庫にためておいて発送するというやり方をしています。日本に発送すると3日〜1週間くらいで届きます。
使っている会社はこちらです。
そこでマスクを注文したアメリカの業者にはこの転送会社宛てに発送依頼したわけです。
マスクの業者はすぐに発送してくれ、納品予定は4月1日とありますが、毎日荷物のトラッキング情報を見ていたら3月26日ころ既に荷物がフロリダ州まで来ているようです。
ちょうど同じタイミングで仕事使う商品を手配していたので転送会社に届いたら一緒に倉庫から日本に発送すればいいなと思っていました。
ところが、マスクがフロリダ州に入ってから1週間くらいまったく動いていない様子。
「もしかしてフロリダ州でもロックダウンしていて荷物が届かないのか?」
と、やきもきします。
結局4/7頃に届きましたが、お客様に送らねばならない商品をほっておくわけにもいかず、日本に発送をかけた後となってしまいました。
今月に入ってアマゾンと楽天で注文したマスクも届いたので、あわてて日本に発送する必要もなく、マスクだけ日本に送っても更に送料が$30くらいするのでしばらく倉庫で寝かして仕事で商品を送るときに一緒に発送することにしました。(一緒に送ればプラス$5くらい)
マスクの発送禁止
すでに忘れていた存在のマスクですが、昨日フロリダの転送会社からメールが来ました。
なんだかマスクが輸出できないと書いてあるようです。
私が中途半端に説明するより翻訳です。
最近話題のDeepLで翻訳してみました。
どうやら8月までマスクは送れないようです。もっと伸びるかもとも。
そういえば数日前にトランプ大統領がマスクの輸出禁止とか話していたニュースを見た気がしますた。ただ、医療用のN95のマスクと書いてあったような気が。
「こんな庶民が自分のために買うものまで制限しなくても。。」
とは思いました。
とはいえ、調べてみると購入したアメリカのショップではすでにマスクは売り切れのようですし、アメリカ人も遅まきながらマスクをし始めて品切れということのようです。
そのまま送れるようになるまで倉庫に置いておくか。アメリカに住む知り合いにでもあげるか。ちょっと考えてみる必要がありそうです。