オリエンテーリングって聞いたことありますか?
そう、「オリエンテーション」とよく間違われます。
オリエンテーリングとは?
地図を見ながらチェックポイントを探すゲームです。
ゲームのルールとしてはチェックポイントの描いてある地図とコンパスを持って、公園や山中にある実際のチェックポイント(コントロールやポストと呼ばれる。上の写真のオレンジと白のフラッグのあるところ)を順番に回ってゴールするというものです。
数人がグループになってレクリエーションとして行うものもありますが、私が行っているのは個人でタイムを競う競技です。タイムを競うので、良い成績を取りたい場合には走ることになります。
やったことがない方はイメージわかないと思いますので動画をご覧ください。
数年前に東北大学のオリエンテーリングクラブが新入生勧誘用に作成した動画です。(1分42秒)
オリエンテーリングはこのように走るタイプの「フットO」が一番メジャーですが、他にもマウンテンバイクを使う「MTB-O」、クロスカントリースキーで行う「スキーO」、タイムを競うのではなく正確性を競う「トレイルO」があります。トレイルOは車椅子で参加するクラスもあります。
私はフットO以外はあまり良く知りません。
また、オリエンテーリング類似の競技として「ロゲイニング」や「アドベンチャーレース」といった競技もあります。
共通しているのは地図を見ながらナビゲーションをして、タイムを競うというところです。
こちらの小泉さんの記事がわかりやすいです。(2020.4.9追記)
オリエンテーリングの楽しみって?
競技としての楽しみ
私はかれこれ35年ほどオリエンテーリングを行っています(子供が小さい頃はやっていなかったので実際は20年くらい)が、
- 自然の中で行うスポーツ ー 気持ちいい
- 自分でルートを考えてチェックポイントを探す ー なかなか難しい
というところが競技としての楽しみでしょうか。
長いことやっていれば、単に地図を見てコースを回るのは難しくありませんが、スピードを上げて正確にナビゲーションするのはそう簡単ではありません。
気を抜くと自分の現在位置がわからなくなってさまようということはよくあります。そうするとタイムを5分ロスするなんてことはあっという間です。
かといってミスを恐れてスピードを落とすと結局トータルタイムで遅くなってしまいます。
どれだけ集中力を高めながら攻めて走るかが勝負なんです。
普及活動の楽しみ
また、子供向けに体験会などを実施することもあります。
公園で行えば小学生の3、4年生くらいでも楽しく地図を見ながらコースを回ってこられます。
簡単にルールを説明して、「いってらっしゃ~い!」と送り出すと、みんな喜び勇んでスタートしていきます。
家族で楽しく運動できます。
毎回喜んでもらえるのでとても楽しいです!